アバドさんのベト7をきく。第一楽章
※素人の独り言です。
2001年ベルリンフィルとのタッグ。
我らが安永さんがコンマスだった時(映像では裏に座っています)。
今回聞くのはこの録音。
この曲のオケ経験が一応あるのでそれも踏まえて。
序奏
他の指揮者の方より若干早い気がしますが気にならないテンポです。僕はこのテンポ好きです。
序奏からのテンポを殺さずうまくフルート、オーボエの音に持って行きました。とてもいいかと思います。
一番有名なのだめのあの部分ですが高音部、低音部バランスが取れていていいですね。ヴイオラ、セカンドの16部音符も聞こえます(僕には)。
展開部ですがヴィオラがとても聞こえます。ヴィオラかじってるものには嬉しいですね。
展開部からの主題再現部。ここの入りの低音最高!
この楽章、ベートーヴェンの音楽ってやはりクレッシェンドが大事だと思うんですがさすがアバド×ベルリンフィル。いい強弱です。これくらい僕も頑張りたいな。
さあ、終結部なんですが。ターララ(13:10から)のリレーを経てそこらか低音(Vc,Cb,Va)に受け継がれて行き(13:20から)フィナーレに向かう場面が個人的に一番好きな場所でこの演奏が一番僕の好きなパターンでした。